更年期にお勧め〜チョコレート効果

大好きなチョコレート。チョコレートは美味しいだけではなく、更年期世代にとって健康面においても様々な良い影響があると言われている食べ物です。

今回はチョコレート効果・ポリフェノールの効果についてお届けしたいと思います。

目次

チョコレートの原料はカカオ豆。

チョコレートの原料になるのがカカオ豆。これをローストし、細かく砕き、外の皮を取り除いたものが『カカオニブ』です。カカオニブをすり混ぜると『カカオリカー』となり、カカオリカーを固体にしたものがカカオ100%のチョコレート『カカオマス』です。

『カカオニブ』から脂肪分だけを抽出したものが『ココアバター』カカオニブからココアバターを抽出して残ったものが『ココアパウダー』です。これらのパーセンテージを示したものがカカオ含有量で『カカオ72%』『カカオ86%』と表示されます。

チョコレートはカカオに、砂糖やミルクパウダー・バニラ・レシチン(乳化剤)などを混ぜ合わせて作ります。

カカオポリフェノールは抗酸化作用があるため、動脈硬化・高血圧・生活習慣病の予防に有効!

カカオポリフェノールとは、チョコレートやココアの原料であるカカオ豆に含まれるポリフェノールのことです。

カカオポリフェノールには優れた抗酸化作用があるため、動脈硬化・高血圧・生活習慣病の予防に有効と言われています。また、抗酸化作用により花粉症などのアレルギー症状を緩和し、脳卒中や心臓病のリスクを軽減するなど様々な健康効果があると言われています。

ポリフェノールの摂取の目安 72%チョコは3〜5枚

1日のポリフェノールの摂取の目安は1000〜1500mg程度と言われています。72%のチョコレートは3〜5枚 200kcal/日以内にすることが大事です。

摂取のポイントは、『こまめに』摂り入れることです。ポリフェノールの抗酸化作用は摂取後数時間で失われると言われているので、1日3回の食事の他に10時と15時にコーヒーやお茶を飲んでポリフェノールを補充することをお勧めします。

また、1種類に偏らず色々な食品から摂取することが大事です。

ポリフェノールとは?

・アントシアニン(ブルーベリー・ナス・赤ワイン・黒豆)

・イソフラボン(大豆および大豆由来食品)

・カカオポリフェノール(チョコレート・ココア)

・カテキン(紅茶・緑茶・烏龍茶)

・ルチン(そば・アスパラガス)

・フラバノン(レモン・みかん)

・タンニン(柿・蓮根・茶・赤ワイン)

・ケルセチン(玉ねぎ・ブロッコリー・エシャロット・りんご)

『食品100gあたりのポリフェノールの含有量』

ハイカカオチョコレート🍫840mgブルーベリー🫐300mg りんご🍎220mg 赤ワイン🍷180mg コーヒー☕️89.5mgココアパウダー4100mg  黒オリーブ🫒569mg   胡桃1215mg アーモンド187mg

引用;花王https://www.kao.com

カカオポリフェノールを4週間摂取した研究結果

インスリンの働きを改善できる可能性

カカオポリフェノールがインスリン様成長因子-Iの生産を高め、糖代謝の改善

血圧が10程度低下した

血管を広げる作用・抗酸化作用により血圧の上昇が抑えられる

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が減少した

抗酸化作用によりコレステロールの酸化を防ぎ、血液をサラサラにするため動脈硬化の予防も期待できる

美肌

抗酸化作用により活性酸素を抑えることでお肌の老化(シミやシワ・たるみなど)を防いでくれる。

チョコレートにはミネラルが豊富に含まれていて、その中の亜鉛は美肌にとって大切なミネラルなのですが、体内で作られないため継続して摂取する必要があります。チョコレートだと手軽に摂取できるのが嬉しいですね!

便通改善&腸内環境を整える

チョコレートには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類がありリグニンという不溶性食物繊維が豊富です。更にマグネシウムや亜鉛・鉄などのミネラルも豊富です。食物繊維とマグネシウム効果で 便の量を増やして体外に出しやすくする働きがあるため、便秘の予防・改善をサポート

ストレスの軽減

カカオポリフェノールとチョコレートの苦味を生み出すテオプロミンにより、自律神経を調整し脳や体をリラックスさせる効果

認知機能低下・抗抑うつ作用

カカオポリフェノールを摂取し続けることで、海馬のインスリン様成長因子-Iの産生低下とそれに伴う認知機能低下を改善した

更年期障害や乳がんの発症を抑制する可能性

毎日チョコレートを摂取することで乳がんの進展の原因の一つである卵胞刺激ホルモンのによる組織アロマターゼの誘導もカカオポリフェノール投与で抑制された

ハイカカオの効果的な食べ方は70%以上のハイカカオチョコを25g/日食前に摂取する!

ハイカカオとは『カカオ含有量70%以上のチョコレート』のことを指します。

『ハイカカオを1日25g摂取すること』で、『有効成分がきちんと作用し』『毎日食べても大丈夫な量』です。

ハイカカオチョコレート25gのエネルギー量は140kcal、糖質8g です。

ハイカカオにも糖質や脂質が含まれるので食べ過ぎると糖分や脂質のとりすぎとなり、metabolicにつながるので注意が必要です。

おすすめのタイミングは 『朝・昼・夜の食事の前5g 食間に5gずつ食べる』です。

食前に摂ることで、糖質の吸収を緩やかにし、高血糖を予防してくれます。

参考文献;

1・『ココアフラバノール摂取と心臓代謝の健康のためのバイオマーカー:ランダム化比較試験の系統的レビューとメタ分析』2・『産科・婦人科90巻9号特集ウィメンズヘルスと栄養素・サプリメント』村上里香3・『カカオポリフェノールの更年期障害治療への応用の可能性』 名古屋市立大学大学院医科研究科教授岡嶋研二

チョコレートを食べ過ぎて太ってしまったら運動と食事管理をして、体重管理をしましょう!

カカオマーケット マリベル

マリベルのチョコレートは目で見る楽しさ”アート”味わう美味しさ”フード”そして、喜びと幸せを感じる”ビューティ”があります。チョコレートも持つ深い歴史と秘められたパワーをより人生を楽しむためのエッセンスとして、魅力的に愛を込めて作り上げた作品です。

その中でもハイカカオのフォンダンショコラが大好きです。レンジで40秒ほどチンしてとろとろふわ〜〜と蕩けるケーキをぜひ召し上がって下さい。中には甘酸っぱいラズベリークリームが入っていて絶妙なバランスです。

ジャン・ミッシェル

ジャン・ミッシェルはオーガニック農家に生まれたビオショコラッティエです。こちらはハイカカオの産地食べ比べセットでお勧めです。


LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE

ル・ショコラ・アラン・デュカスのボンボンショコラ デクヴェルトガナッシュ・オリジン、ガナッシュ・グルマン、プラリネ・ア・ランシエンヌの3タイプの詰め合わせです。

アランデュカス初めましての方にも、ショコラ愛好家の方にもお勧めなチョコレートです!

最後に

世の中には美味しいsweetsが沢山ありますが、更年期の私たちにはハイカカオチョコレートはオススメな食材です。

カカオポルフェノールは更年期女子にとって有益な食品なので積極的に摂り入れたいですが、取り過ぎは逆効果なので適量・摂取時間に気をつけましょう!

参考;東京医科大学『チョコレート摂取による健康機能に関する実証研究』

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この記事を書いた人

hanako^^のアバター hanako^^ 看護師

訪問ありがとうございます🌷子育てがひと段落。これからの人生 自分のために生きてもいいかな?well-being〜70歳でも元気で可愛らしいおばあちゃん目指して『女磨き』と『アンチエイジング』。皆さまにとっても有益な情報を発信していきたいと思いますので共有していただけると嬉しいです🌷

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