韓国旅行でも気になる『よもぎ蒸し』。冷え性・PMS・更年期障害に効果があると言われていますが、実のところどうなのだろう?
よもぎ蒸しをやっている娘や友人は『汗がたくさん出てスッキリよ!とってもいいよ!』と勧めてくれるけど、ホンマでっかTVでは『効果はないよ』と言っていたし・・。
- もぎ蒸しは清潔なのか?
- どんな環境でやるのか?
- 匂いは大丈夫なのか?
- 料金が高いのでは?
など気になることも多々あるし、寒い季節になってきたのもあって最近汗をかいていないな。
ぐだぐだ考えるより体験する方が早い!!ということで、早速体験してきました。
今回は、実際によもぎ蒸しを体験してみてどんな感じか?よもぎ蒸しの効果・方法について体験談をお届けしたいと思います。

知らなかったのですが、お近くによもぎ蒸しがなくても、自宅で簡単によもぎ蒸しができるセットも販売しているらしいです。ちょっと高価ですが、効果があるなら購入しても良さそう?かな。
よもぎ蒸しとは?
まず、よもぎ蒸しについて詳しく紐解いていきましょう。よもぎ蒸しは、韓国で約600年の歴史を持つ伝統的な民間療法・温熱美容法です。専用の穴の空いた椅子に座り、その下でよもぎや様々な漢方薬草を煮立たせた蒸気を、裸の状態でマントをかぶって下半身を中心に全身に浴びることで、体を内側から温めます。

特に、女性特有の悩みを持つ方々から注目を集めており、近年では日本国内でも美容サロンやスポーツクラブ、温活サロンで広く提供されています。
よもぎ蒸しで期待できる効果
よもぎ蒸しの最大の特徴は、蒸気による深部体温の上昇です。下半身の粘膜は、皮膚よりも吸収率が高いので温かい蒸気を直接当てることで、体の芯から温まります。

- 血行促進と冷え性改善—深部体温が上がることで、全身の血流が改善されます。これにより、慢性的な冷え性の改善や血行不良による肩こり、腰痛の緩和が期待できます。
- 代謝向上とダイエットサポート—体温が1℃上がると基礎代謝が13〜15%向上すると言われています。代謝が上がることで、内臓機能が活性化し、脂肪燃焼しやすい体質への変化をサポートします。
- 疲労回復と免疫力の向上—血流が改善し、筋肉の緊張がほぐれることで、疲労物質の排出が促され、疲労回復が早まります。また、体温の上昇は、免疫細胞の働きを活性化させ免疫力の向上にもつながります。
よもぎの薬理効果
よもぎは『ハーブの女王』とも呼ばれ、古くから食用や薬用として用いられてきました。よもぎに含まれる主要な成分には次のような作用が期待されます。

| 成分 | 期待される主な作用 |
| シネオール・ツジョン | 抗炎症作用・鎮痛効果(筋肉の強張りや痛みの緩和) |
| クロロフィル | 抗菌作用(肌のトラブルの予防)デトックス作用 |
| 香り成分 | リラックス効果(自律神経のバランス調整)アロマテラピー |
これらの成分を蒸気として吸入することで、リラックス効果が高まり、ストレスの緩和や質の高い睡眠にも繋がります。
女性特有の悩みにアプローチ
よもぎ蒸しは、皮膚や粘膜から薬草の有効成分を直接吸収させる経皮吸収を期待できる点も重要です。子宮や卵巣に近い下半身の粘膜から成分を吸収させることで効果が期待されます。
- 生理痛・PMSの緩和—下半身の血行が改善されることで、子宮周りの冷えが解消され、生理痛や月経前症候群(PMS)の症状緩和に役立つと考えられます。
- ホルモンバランスの調整—温熱と薬草成分の症状効果によりホルモンバランスを整えるサポートが期待され、妊活中の方や、更年期症状に悩む方にも注目されています。

よもぎ蒸しの方法〜サロンでのやり方
- カウンセリング—体調や目的に合わせて、使用する薬草(よもぎ単体か?美容ブレンドか?婦人科系ブレンドか?)選びます。
- 更衣—服を脱ぎ、専用のマントに着替えます。
- 座浴—穴の開いた椅子に座り、マントで全身を覆います。椅子下の鍋で煮立たせた蒸気を下半身を中心に浴びます。
- 時間は、20〜40分ほど。
- 終了後は、汗を拭き取り水分補給を行います。








自宅でよもぎ蒸しを行う方法
- 準備—電気鍋に水600c cと乾燥よもぎを入れ、加熱を開始します。換気を確保し、火傷に注意してください!
- 着座—蒸気が出てきたら、服を脱いでマントを被り、椅子に座ります。下着はつけず素肌に蒸気があたらないように注意してください!
- 温浴—20〜30分を目安に温まります。途中で温度が厚すぎると感じたら一度立ち上がり、火力を調整してください。長時間の温浴は、脱水につながりますので必ず水分補給しながら行ってください。
- 終了—汗を拭き取り、体を冷やさないように注意して着替えます。終了後数時間は薬草成分が体内に浸透しやすいため、シャワーは控えるのが理想的です。
最適な頻度と継続の重要性
よもぎ蒸しの効果を最大限に引き出し、体質改善を目指すためには、継続が非常に重要です。適切な頻度は個人の体質や目的によって異なります。
- 冷え性・生理痛の改善—週に1〜2回/3ヶ月程度は継続
- 健康維持・リラックス—週に1回/継続的に
- 妊活・ダイエットなどの積極的な体質改善—週に2〜3回/3ヶ月〜半年
ポイント
- 週に1回を継続することが、体質改善の第一歩として最も推奨されています。
- 東洋医学の考え方では、体質はすぐに変わるものではなく、3ヶ月程度継続することで変化を実感できると言われています。
- 体調に合わせて無理のない範囲で頻度を調整することが大切です。
科学的根拠に関する留意点
よもぎ蒸しは、その効果について科学的根拠(エビデンス)を持った論文が不足していると指摘されることもあります。これは、よもぎ蒸しが医療行為ではなく、東洋医学に基づく民間療法であるためです。しかし、これは効果がないことを意味することではありません。
- 温熱療法—体を温めることで血行や代謝が改善することは、現代医学においても広く認められている原理です。
- ハーブの薬効効果—よもぎに含まれる成分の抗炎症作用や抗菌作用は、薬学的な知見として存在します。
よもぎ蒸しは、これらの確率された健康原理を組み合わせ、下半身の粘膜という効率的な経路を通じてアプローチする理にかなった健康療法として、広く支持されています。
利用上の注意事項
よもぎ蒸しを安全に行うために、
- 生理中は避けるのが一般的です。出血量が増えたり、体調が不安定になる可能性があ理ます。
- 妊娠初期や不安定な時期は避けてください。
- 体調不良時は、利用を控えましょう。
- 大量の汗をかくため、温浴前・温浴中・温浴後に十分な水分補給を心がけてください。
- 蒸気が暑くなっていますので、温度には十分に注意し、熱すぎる時には一度立ちあがり、すぐに温度調整をしてください。
実際体験してみての感想
よもぎ蒸しは伝統的な知恵と現代の温活ブームが融合した、心身の健康をサポートする素晴らしい方法です。温熱・薬草・経皮吸収により、冷え性や生理痛といった女性特有の悩みだけでなく、代謝向上やリラックス効果も期待できます。健康で美しく冷えない体、巡りの良い体を目指して無理なく継続する事が大切です。
よもぎ蒸しを体験してみて、清潔な個室でのよもぎ蒸しは安全にできると安心しました。ただ、気になったのは、よもぎの香が好きか?嫌いか?よもぎの香が不快と感じる方は、継続するのが難しいと思いました。
料金ですが、今回入会したSOELUでは[永久千円割引]プレミアム新プラン12078円でよもぎ蒸しもマシンピラティスも通い放題というプランなのでお得にできます。
お鍋の中にヨモギを入れて沸騰してから椅子に座るのですが、高温の状態だと熱くて何度も立ち上がらなければならないくらいでしたので、温度調整がポイントだと思いました。中くらいの温度だったからか?思いの外、汗が出なくて、足先も冷たいままで・・上手にできなかったようなので、冷え性が改善するまで継続して様子を見ていこうと思いました。
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