- グルコースモニタリングシステム リブレ2 について装着方法
- たんぱく質を食べずに甘いものを食べたら血糖値はどうなるか?検証
- ロカボルール(たんぱく質ファースト+20分後に糖質)は高血糖にならないのか?検証
糖質疲労について詳しくは下のリンクからご覧いただけます。糖質疲労とはどういうこと?なぜ糖質疲労がダメなのか?気になる方はチェックしてみてください!モニタリング結果が気になる方は、目次から読みたい記事に飛んでいただければと思います。

糖質疲労とは?
まずは、山田悟先生が定義している糖質疲労とは?一体どういうことでしょうか?おさらい致します。
- 眠い だるい 食べた量の割にすぐに小腹が減る 集中力がもたない イライラしている などを自覚する
- 或いは 自覚せずとも周囲から指摘される状態
- 食後血糖値が140mg/dl以上になっている状態
なぜ 糖質疲労がダメなの?

ロカボルール
糖尿病専門医である山田悟先生も実際にやっているロカボのルールを見てみましょう!
- 1日に摂る糖質の量は70〜130g以内(1食 20〜40g X3食+間食の10g)
- お腹いっぱいになるまで食べる
- カロリーはいっさい気にしない
- たんぱく質、脂質、食物繊維をしっかりとる
- 糖質とたんぱく質・脂質のバランスは気にしない(PFCバランスは6:2:2と言われているが気にしない)
- 糖質抜きを目指してストイックになるのはNG
- 早食いをせずカーボラストで(たんぱく質から食べて20分後に糖質を摂る方法)
ロカボとは、低糖質を意味する『ローカーボハイドレード』の造語で、緩やかな糖質制限のみを指し、ゼロを目指すような極端な糖質制限ではありません。
2週間グルコースモニタリングシステム リブレ2
こちらはAbbottアボット社のフラッシュグルコースモニタリングシステムです。楽天市場で8500円で購入しました。センサーを腕に装着し、スマホに飛ばしてリアルタイムでグルコースの値(血糖値)が確認できます。

Abbottのフリースタイル リブレ2 内容
リブレ2は、センサーパック・センサーアプリケーター・取扱説明書が入っており、消毒綿・センサー保護パッチは別添えでした。


装着方法

センサーパックとセンサーアプリケーターに記載のセンサーコードが一致している必要があります。破損している場合は、、使用しないで下さい。




これでセンサーを装着する準備が整いました。センサーアプリケーターには針が含まれています。せンサーアプリケーターの中を触ったりセンサーパックに戻したりしないで下さい。

予期せぬ結果、または怪我にならないよう装着部位に奥までセンサーアプリケーターを真っ直ぐに押します。(青色の部分が無くなるまで押し込みます)押し下げないで下さいね。


針を刺すのは正直戸惑い、かなり勇気が入りました。しかし、思ったより痛みはなくてホッとしました。
抜けないことを確認し、添付の保護パッチで上から固定します。






センサーの起動方法
アプリとリーダーの両方を使用する事ができますが、今回はスマホを使用しアプリをダウンロードすることにしました。アプリをダウンロードし、個人情報を登録してから1時間後からモニタリングできました。



測定まで1時間待たなければならず、血糖値が67まで下がっていました。空腹での装着は気をつけた方が良さそうです!
グルコースモニタリングの結果
- まずは普段の食生活で血糖値がどのように変化しているのかモニタリング
- 次にたんぱく質ファーストで、20分後に炭水化物を食べる食事のモニタリング
- 『糖質は一食40g以下、カロリーは無制限』というのでカロリーは特に気にせずに食事しました
- 2週間分の結果をまとめてみました
検証1 〜朝のフルーツヨーグルト



朝フルーツがいけない理由は?
果物は朝食べたら金。昼が銀、夜食べたらだめ! とよく耳にしますが、山田先生によると朝フルーツが血糖値スパイクを招くとか?なぜダメなのか?理由を見ていきましょう!
- 果物に含まれている果糖は中性脂肪に変わり、肥満や脂肪肝を引き起こしやすい
- 血糖値を下げるホルモン(インスリン)の働きを弱める
- 長期的に見たとき、高濃度で果糖が含まれる果物をふんだんに摂る習慣は脂肪肝や糖尿病を発症させるリスク大
- 果糖がたんぱく質と結合することで糖化反応を起こしやすく、肌のくすみや心臓病につながる可能性も指摘
検証2〜大福 2個
今回は大好きな大福を検証しました。普段は一つしか食べないけど、今回は2個食べたらどこまで上がるか?気になったのでやってみました。裏面の表示をじっくりみたことがありませんでしたが、糖質46.2g+47.6g=93.8g ほぼ糖質の塊ですね。




検証3〜ファミマの豆腐ハンバーグ+ペンネ(トマトソース)+チキンサラダ+チーズ

検証4〜ファミマの冷製スパゲティ
-玄米ご飯+うなぎ一切れ-1.png)
検証4〜チーズケーキとスコーン

検証5〜ロールキャベツとすき焼き丼
11時半のスコーンのおやつの後お腹が空いてしまったので、13時半にロールキャベツ+すき焼き丼を食べてしまいました。これも糖質疲労の症状と言えるのでしょうか?ご飯は発芽玄米入りのものを150g。110mg/dlと下がり切っていないところからスタートですね。


検証6〜居酒屋編
今回は焼き鳥屋さんへ行ってみました。生ビールとお通し・枝豆・玉ねぎサラダから始まり、鳥わさ、鳥ユッケ、焼き鳥と食べてみました。振り返るとお肉ばかりでお野菜が少なすぎますね。



検証7〜コカコーラプラスカロリーゼロ+冷凍シュウマイ+冷凍担々麺
今回は、特保のコカコーラプラスカロリーゼロを空腹で半分飲み、15分ウォーキング(帰宅)をした後12:30ごろからファミリーマートで購入した冷凍シュウマイ2個+担々麺を食べてみました。コカコーラプラスはゼロカロリーでしたがバッチリ甘く、炭水化物が5.2g/100ml(食物繊維:難消化性デキストリン)が入っていました。難消化性デキストリンとは、水溶性の食物繊維の一つで、とうもろこしなどの澱粉を原料として作られ消化されにくく、大腸まで届いて腸内環境を整え、糖や脂肪の吸収を穏やかにしてくれる効果が期待されています。


12:30ごろからシュウマイを食べ始め、糖質79gの担々麺を食べました。12:46には、108mg/dl 13:22には164mg/dl 14:40頃には200mg/dl近くまで上昇していました。コカコーラプラスを飲まなければもっと高血糖になっていたのでしょうか?今後検証したいです。


イオンで購入したスープカレーを19:45分からたんぱく質(お肉)を先に食べました。熱量461kcal、たんぱく質17.2g、脂質7.6g、炭水化物81.3gでした。糖質が倍量でたんぱく質が3g不足ですね。20:17分には188mg/dlまで上昇し、21時代は180代で経過したようですね。

たんぱく質ファースト編
山田先生のロカボルールに則り、たんぱく質ファースト、20分後に糖質を、カロリーは気にしないでお腹いっぱい食べる朝食にしてみました。もう一度、ロカボのルールをおさらいしますね。
- 1日に摂る糖質の量は(1食 20〜40g X3食+間食の10g)170g以内にする
- お腹いっぱいになるまで食べる
- カロリーはいっさい気にしない
- たんぱく質、脂質、食物繊維をしっかりとる
- 糖質とたんぱく質・脂質のバランスは気にしない
- 糖質抜きを目指してストイックになるのはNG
- 早食いをせずカーボラストで(たんぱく質をはじめに食べて20分経過してから炭水化物を食べる)
検証1〜ピーマンの肉詰め+ゆで卵+野菜炒め
今朝はお弁当を作ったついでにピーマンの肉詰め丼とキャベツの野菜炒めにしてみました。食事前に思わず一つ味見をしてしまいましたが30分後に120mg/dl↑ 結果に大きく影響するのでしょうか?


検証2〜サラダを食べた後にお寿司+食後にハイカカオのチョコレート


検証3〜居酒屋でモニタリング
今回は居酒屋モニタリングをお届けします。大好きなビールと緑茶サワーを2杯ずつ飲んじゃいました。居酒屋に行く前に、血糖値を上げないようにベビーチーズとゆで卵を食べて出かけました。直後の血糖値が95mg/dl 居酒屋さんへは徒歩10分です。結果はどうなりますでしょうか?


- ビール 2杯 緑茶サワー 2杯
- マグロの中おち
- 枝豆
- お通しは鯨の甘煮・ピクルス。とうもろこし
- 生牡蠣と冷やしトマト
- シシトウとナスの味噌炒め
- 鳥の炭火焼き
- 明太チーズ入りだし巻き玉子

検証4〜たんぱく質ファーストの食事の後にマンゴー(50g=糖質8g)+焼き菓子を食べて血糖値が上がるか?



1週間のモニタリングの結果
6/26日(3日目)はスパイクになっています。食事内容は
- 朝食;サラダ(ゆで卵・サラダチキン・玉ねぎ・パプリカ。ベビーリーフ・シーザーサラダドレッシング)玄米ご飯+うなぎ一切れ
- 昼食;ファミマの冷製カルボナーラスパゲッティ・ササミチキン・ベビーチーズ・玉ねぎサラダ
- 夕飯;氷結レモン無糖、絹ごし豆腐+小松菜とベーコンのスープ、ヨーグルト(プレーン)

6/29日(6日目)のスパイクは朝食にフルーツヨーグルト、11:30にチーズケーキとスコーンのおやつ、13時半にお腹が空いたので昼食にロールキャベツとすき焼き丼、夕飯に氷結レモン無糖+マグロポキ+玉ねぎサラダの結果です。

2週間のモニタリング結果



2週目は、日常的に食べているフルーツヨーグルトや大福、ハイカカオのチョコレートなど好きな食べ物を食べ、居酒屋さんへ行って生ビールも2杯以上飲んで検証してみました。恐ろしいほど血糖値スパイクが起こっていますね。
まとめ
この2週間のグルコースモニタリングの結果を考察します。
- スイーツ(糖質)のみを食べると高血糖になり、血糖値スパイクを起こす。
- 糖質が40g未満の食事だと、120代mg/dlあたりで血糖値は穏やかに経過する。
- たんぱく質を先に食べると血糖値の爆上がりが防げる。
- 大好きなフルーツヨーグルトは野菜が先でも、たんぱく質を先に食べても血糖値を160mg/dl以上にあげる。
1週間の推定HbA1cは5.1 2週間の推定HbA1cは5.3 平均のグルコース値は101→109mg/dl 181mg/dl〜240mg/dlになったのは2% という結果でした。

また、フルーツヨーグルトは美味しく幸福感があるのでやめたくありませんでした。しかし、検証結果でも分かるように野菜を先に食べようが、たんぱく質を先に食べようが食後高血糖を起こします。糖尿病や脂肪肝、糖化による皮膚の老化(お肌のたるみやくすみなど)を起こしかねないので、控えた方が良いことが分かりました。糖質10g以内に抑えながら旬の果物を取り入れて、生活の質はキープしていきたいとは思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました🌷

にほんブログ村
引用;糖質疲労 山田悟 著
コメント