30代から減り始める女性ホルモン。20〜30代でピークになり40代後半で激減します。女性ホルモンのエストロゲンは女性らしさを作るホルモンで、お肌に潤いやハリを与えたり、骨や血管を強くしたりとうれしい作用を持っています。しかし、50代は身体を守っていた女性ホルモンの激減により、ほてりやだるさ、めまい、イライラ、うつうつ、不眠などさまざまな不調が起こります。
もしかして更年期?
- 月経周期が変わってきた
- イライラする
- 寝つきが悪い
- やる気が起きない
- 肩こりや腰痛がひどい
- 疲れやすくなった
- のぼせがある
- 汗かきになった
- 頭痛やめまいがする

・寒さが増し、手足が冷えて寝つきが悪いわ
・肩こり・腰痛が辛い
・足がむくんでだるくて辛い
・イライラして甘いものが食べたくて仕方ない
・寝ても熟睡感がなく疲れが取れない
こういう時期は、しっかりと休養し、ストレスの解消や自律神経のバランスを整えることが大切です。



・ゆっくりと湯船に浸かって体を温めること
・バランスの良い体を温める食事をとること
・アロマを使ってマッサージ
・ヨガやストレッチをする
・ぐっすり熟睡できる環境を作ること
・デジタルデトックス
漢方では気・血・水 のバランスが崩れると病気になるという考え
気 生命活動を営むエネルギーで、血や水の流れを推進させる働き
- 体がだるい
- 気力がない
- 疲れやすい
- 冷えやのぼせがある
- 急に熱くなる
- 動悸がする
- のどのつまり感
- 残尿感がある
- 不安感が強い
血血液のようなもので全身を巡って栄養を与える働き
- 肩こりがひどい
- 月経痛がひどい
- 手足が冷える
- 貧血になりやすい
- 髪の毛が抜ける
- 肌が乾燥する
水リンパ液などの体液を意味し、全身を潤す作用
- むくみやすい
- 頭痛がする
- 立ちくらみがある


アンチエイジングはこの食材
- 黒いもの:黒胡麻・黒豆・黒米・黒キクラゲ
- ネバネバ系:山芋・オクラ・なめこ・レンコン
- ナッツ類:胡桃・アーモンド・クコノ実
- 苦味成分が入った天然塩
養生で体のバランスを整える
1・身体を温める
毎日の入浴で身体を温めると血流がアップし、さまざまな不調が緩和されます。アロマオイルや入浴剤を活用してゆったりとリラックスタイムを設けましょう!
2・食事の内容に気をつける
- 大豆製品:イソフラボンは女性ホルモンに似た作用があります。
- トマト:リコピンやβカロテンといった抗酸化物質が豊富。動脈硬化を予防し、美肌効果も。
- きのこ類:自律神経を整えるのに役立つビタミンB免疫力を高めるβグルカンを含みます。
- 小松菜:骨粗鬆症を予防するカルシウム、美肌に効果的なビタミンCを含む万能野菜
- 生姜:辛味成分のショウガオールには血行促進、抗酸化作用、免疫力アップなどの効果があります
- 鯖:血液をサラサラにするEPA、貧血を予防する鉄分を多く含みます。
3・睡眠の質を上げる
午前中に太陽の光を浴びると睡眠の質が上がります。また、就寝前のテレビやスマートフォンの使用は控えて寝うるための準備をしましょう。


株式会社 ツムラ 今が未来を変える〜更年期を楽に過ごすためにできること監修:小林 範子
ストレスが更年期症状を引き起こし悪化させる?
更年期は頑張りすぎない!
『陰』と『陽』のバランスを取るためには、ストレッチなどの運動、セルフマッサージも効果的です。忙しい中でもできることからやっえみましょう!
3分間マッサージ
首や肩に疲れが溜まると頭皮は動きにくくなります。爪を立てずに心地よい刺激を与えましょう
耳の後ろ→首→鎖骨の順にリンパを流すようにマッサージクリームなどを使うとスムーズです。
眉の下の骨を両手の親指で押し上げます。眉頭は強めに、外側にいくほど優しく力を緩めてマッサージ。
1分間キープする運動
1・スロースクワット:足首、太もも、ふくらはぎの強化に
両足を肩幅に開いて立ちゆっくりと腰を下げます。背中は丸めないように太ももと床と平行にして1分キープ。


2・ヒップリフト:更年期症状、腰痛の緩和に
両膝を立てて寝ます。足を肩幅に開きゆっくりとお尻を上げて1分キープ。


3・バッタのポーズ:便秘解消・せずじの強化


4・ローランジとハイランジ:足の筋力と体幹を鍛える
四つ這いから片足を両手の間に出し、バランスをとりながら方足立になります。両手を膝の上に置き1分キープ。上半身は床と垂直に!




時にはプロの手を借りる
セルフマッサージやのんびり入浴タイムだけでは癒されないしつこい肩こりや腰痛。たまにはプロの手を借りてリラクゼーション・ご褒美してあげましょう!




ヨガの効果
ヨガには心と身体への様々に効果があります。
1・柔軟性が向上、体幹強化
2・体の歪みや癖など姿勢の改善
3・シャイプアップ効果
4・むくみや冷え性の改善
5・内臓の活性化・体内環境を整え、自然治癒力が高まる
6・肩こり・腰痛・頭痛・冷え症・便秘・更年期・月経障害などの慢性的な症状の緩和・改善
7・疲労回復効果・
8・肌質の改善・美肌効果
9・自律神経を整えホルモンバランスの調整や強化
ヨガについて詳しくはこちらの記事をよかったらご覧くださいね!


ヨガの3原則 ポーズを行うことのみがヨガではありません!
- 正しい姿勢・統一感(アーサナ)調身
- 深い呼吸・調和息(プラヤナマ)調息
- リラックス&集中・統一心(サマディー)調心
ポーズを行うことだけがヨガではありません。
毎日の生活の中の一つ一つを『生き方としてのヨガ』を実践し、悪習慣を改善していくことがヨガをしていることになります。
心身の疲れを癒すヒーリングヨガメニュー
腹式の呼吸法;鼻から息をゆっくり吸い、お腹の膨らみと共に背中側へと膨らみを感じ、吐く呼吸では緊張をリラックスしていきます。


1・寝る前にベッドでもできるリラックスヨガをしていきます。自律神経のバランスを整えたい方にお勧めです。眠りの質も高まりますのでぜひ行ってみて下さい。
2・足の裏を合わせて膝を外側に広げていきます。少し身体を左右へと揺らしながら、股関節周りの緊張を緩めていきましょう。そのまま体を前へと倒していきます。できれば足の上に手をそえ、その上におでこをのせましょう。きつい方は両手足の隣についたり、安定できる位置へとおろしながら状態はリラックスしていきます。目を閉じながらゆっくり腹式呼吸を繰り返しましょう。頭の中にあるモヤモヤした感情やストレスを手放していきます。無理して倒さなくても大丈夫です。
3・ゆっくりと上体を起こしていきましょう。右の膝を外側に曲げ右の脛と骨盤と並行に座り左の膝は股関節の横に両膝90度になるようにセットしていきます。吸って右手を上、吐いて状態を左側へと傾けていきましょう。さらに右の胸・肩を広げるようにしながらグルーっと腕をまわあしていきます。ご自身のペースで構いません。胸周りを心地よく広げながら肩周りの血行を促進させ肩こりを解消させていきましょう。
4・状態が真っすぐに戻ったら前足を引き寄せ後ろ足はまっすぐ長く伸ばしていきましょう。両手斜め前指先ハンズカップで床を押してぐーつと気持ちよく体の前側の伸びを感じます。
5・左手を前につき、状態を右側へ振り向いていきます。右の手をぐるっと腰の後ろ側へと回していきましょう。捻ったまま呼吸を感じていきましょう。背骨の捻りとともに背骨を整えていくことで自律神経のバランスも整えられやすくなっていきます。腸にも刺激を与えられ、デトックス効果も高められます。
6・左の肘を肩の下へと下ろしてさらに右の手で前の足先を掴めそうであれば掴んでいきます。右の胸をさらに広げながらゆっくりと呼吸をしましょう。前側のお尻外側や左の鼠蹊部のストレッチです。そして捻ることで腰回りもほぐれていきます。
7・目線は下に送りゆっくりと状態を起こしていきます。右の手を左の脇の下潜らせて寝かせていきましょう。左の手を枕にしておでこはつけていきます。大地の方に力を委ねながらくつろいでいきましょう。キツイ方は両手をつきやすいところについて、余分な力を緩めていきます。右側の肩甲骨から腕の外側にストレッチができ腕の疲れが癒やされていきます。骨盤周りの筋肉もどんどんほぐれて腰回りの疲れも癒やされるポーズです。
8・ゆっくりと状態を起こし、後ろの足をぐるっと前に送りましょう。今度は左の足です。左の膝を外側に曲げ左の脛と骨盤と並行に座り右の膝は股関節の横に両膝90度になるようにセットしていきます。吸って左手を上、吐いて状態を右側へと傾けていきましょう。3・4・5・6・7を左あしに置き換えて同様に行います。
9・ではゆっくりと状態を起こしていきます。後ろの足をぐるっと回してゆっくりと仰向けに寝転がっていきます。仰向けにな転がったら右のお膝を両手で優しく抱き抱えていきます。そのまま右膝を左側へと倒し、右の手を横へと広げましょう。心地よければ首も右側へと振り向かせながら首回りの緊張を緩めていきます。目を閉じながらのんびりと呼吸を味わいます。お腹周りもリラックスして吸う呼吸で新鮮な酸素をお腹にたっぷり満たし、吐いてリラックス緩めていきましょう。では中心に戻して反対側です。左側も同様に行います。
10・では両膝を優しく抱えていきましょう。少し左右へと揺れたりお好きな動きを加えても大丈夫です。準備が整ったら最後はシャワーさなの時間です。両手両足を開放させていきましょう。目は柔らかくとじ、お顔からの全ての表情を開放させていきます。
まとめ
50代の揺らぎの時期を少しでも快適に過ごすために、自分がやってみて良かったことをお届け致しました。一つでも取り入れていただけると嬉しいです🌷
- 毎日頑張りすぎずにできることをやる!
- 漢方の活用
- ヨガ・マッサージの活用
- たまにはプロの手を借りてメンテナンス!
- アロマオイルの活用・リラックスバスタイムのすすめ!
仕事に子育て・介護にとお忙しい50代ではありますが、疲れが抜けずにあちこちが痛くなり無理が効かないお年頃になりました。疲労の蓄積をしない為にも自分に目を向けて労ってあげてくださいね!


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