ある日突然ミルが壊れてしまい、全自動コーヒーメーカーを購入しようとネット検索したら『ハンドドリップコーヒーの淹れ方』というサイトに遭遇。『自宅で専門店のような美味しいコーヒーを淹れる。家族に美味しいコーヒーを淹れてあげたい』というフレーズに惹かれハンドドリップに挑戦することにしました。
コーヒーマシーンで淹れる方が美味しいのか?ハンドドリップの方が美味しいのか?初心者でも専門店のような美味しいコーヒーを淹れることができるのか?がお伝えできたらと思います。
ハンドドリップ
ハンドドリップはスタンダードなコーヒーの淹れ方で、ペーパーフィルターにコーヒー粉をいれて上からお湯を注ぎ濾すことで気軽にコーヒーを楽しむことができます。
しかし、美味しいコーヒー屋さんで購入した豆や粉なのに、専門店のような味に仕上がらないな・・と感じる方は少なくはないのではないでしょうか?ここでは基本の淹れ方をお伝えします。
ハンドドリップで準備するもの
コーヒー豆の分量の目安
出来上がりマグカップ1杯(200cc)に対してコーヒー豆13〜15g
出来上がりマグカップ1杯(400cc)に対してコーヒー豆24g
出来上がりマグカップ1杯(600cc)に対してコーヒー豆30g
出来上がりマグカップ1杯(800cc)に対してコーヒー豆40g
一般的な美味しいコーヒーの淹れ方
- コーヒードリッパーにペーパーフィルターをセットし、計量したコーヒーの粉を入れます
- 粉の表面は平らになるようにしてください(お湯が満遍なく広がるようにするためです)
- お湯を粉全体に注ぎます。お湯は中心から『の』の字を描くように粉全体に満遍なく注ぐのがコツです。
- お湯の温度は90〜94℃。カップにもお湯を入れて温めておきましょう。
- サーバーにコーヒーが数滴落ちはじめたら注ぐのはやめて、30秒から40秒ほど待ちましょう。(蒸らし)
- 『蒸らし』はコーヒー粉とお湯を馴染ませる際に必要で、全体的に膨らみます。これはガスを放出されている証拠で、ガスを抜くことで効率よくスムーズに浸透するようになり、よりコーヒーの成分を抽出させやすくなります。
- 美味しいコーヒーを淹れるためにはこの『蒸らし』がポイント
- 蒸らしが終わったら再び『の』の字を描くように注ぎます。
- その際ペーパーフィルターに直接お湯がかからないように注意しましょう。
ハンドドリップに必要な道具3選
コーヒーの味を左右するのはミル。プロペラ式の電動ミルより手挽きのミルをお勧めします。
タイムモアは少々お値段が高めなのですが、手軽に挽けて自分の好みの荒さに微調整可能なところがいいです。
抽出時間とお湯の量を同時に測れるスケールの方が便利ですが、キッチンタイマー・キッチンスケールをお持ちの方はそれを使用しても問題なしです。
ペーパーフィルターをセットしてコーヒーを抽出するための道具です。上からお湯を注ぐことでフィルター内でコーヒーが抽出され、ドリッパーの底の穴からサーバーやカップに落ちる仕組みになっています。形状や穴のサイズ・数・内側のリブ(溝)の形や数、素材などの違いで色々なバリエーションがあります。ハリオV60は、コーヒー愛好家さん達が使用するドリッパーです。
Cleverのドリッパーは浸漬式で、コーヒー豆を入れてお湯を注いで数分待つだけ。初心者でも簡単に美味しいコーヒーが淹れられるドリッパーです。大容量入れたい場合やアイスコーヒーを淹れる際には便利な商品です。毎日水筒に入れて持っていくので重宝しています。
タイムモアC3SとCLEVRE DRIPPER
タイムモアTIMEMOREは2021年に日本世紀上陸した中国のコーヒー器具メーカーです。
・オールメタルボディ
・握りやすい触感デザイン
・ステンレス オリジナルS2C660 臼刃
・挽き目の調節が可能 ・エスプレッソ;7〜8クリック ・ハンドドリップ;13〜16クリック・フレンチプレス;16〜20クリック
・ドリッパーの内側にペーパーフィルターを敷き、熱湯を注いでドリッパーを温めます。
・挽き方;中挽き
・温度;90〜96度
・コーヒー豆と水の割合;1:18〜1:20
・抽出時間;2〜4分
*抽出時間、挽き方、水の割合はお好みで調整してください。
初心者でもお手軽に美味しいコーヒーの抽出方法〜Clever浸漬式
1・ドリッパーを平らな場所、コースターの上に置き、ペーパーフィルターをセットします。
2・お湯を一周まわしいれてペーパーの汚れを取ります。
3・挽いた豆をドリッパーに入れ、熱湯を注ぎます。
4・スプーンで優しく10回混ぜます。
5・カバーリッドをドリッパーの上にセットし、お湯が浸透し抽出されるのを待ちます。タイマーで2分。
6・ドリッパーをカップかポットの上にセットすると自然とコーヒーが落ちます。
7・コーヒーが落ち切ったら、ドリッパーをカップから外します。
*カップから外すと直ぐにコーヒーの落下が止まるので安心してください!
コーヒー豆の上手な保存法は冷凍庫で!
コーヒー豆は時間と共に酸化が進み、えぐみや雑味・嫌な味が出てきてしまいます。コーヒー豆を上手に保存し、いつまでも美味しいコーヒーが飲めるように工夫しましょう!
- 開封前の上手な保存法
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・買ってきたままの袋の状態で、高温多湿な場所に置いておくと劣化が早まります。袋から出すと外気に触れる機会が増えるので袋のまま容器に入れるほうが良いそうです。出来れば冷凍保存。
- 開封後の保存法
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一度開封した後は、テープやゴムなどで口をしっかり閉じて冷凍庫で保存するようにして下さい。
- 1・紫外線や日光・蛍光灯から守る
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紫外線や光によって温度が上がり、劣化が進んでしまいます。透明のガラス容器ではなく遮光性のある密閉容器での保存がベスト。
- 2・高温多湿に注意
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温度変化で劣化が進むので、出来れば冷凍庫保存がベスト。常温なら風通しがよく、暑くない場所で1ヶ月以内に飲み切るようにしましょう!15℃以下の場所におく方がベストです。
- 3・冷蔵庫での保存は勧めない!
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コーヒーは他の食品の臭いを吸いやすい為、冷蔵庫で保存するのはお勧めしません。ワインセラーや冷凍庫での保存がお勧めです。
- 4・豆を挽いた後は7日で飲みきろう!
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コーヒー豆の鮮度を保つのは、豆の状態がベストです。粉の状態で購入した場合は、出来るだけ7日以内に飲み切る方が良いと言われています。豆の状態でも30日程度がお勧めです。
飲んでみて 淹れてみて
手挽きのミルは腕が疲れて大変だよ!と友人に聞いていたので電動と悩みました。タイムモアのミルは手に取った時のフィット感がよく、スムースな切れ味とコーヒー豆のいい香りが漂って眠たい頭を目覚めさせるのに丁度良い時間ですーっと軽くなります。自分好みの豆に微調整可能なところも優れものでおすすめです。
クレバーのドリッパーも操作が簡単で初心者でも奥の深い美味しいコーヒーが淹れられました。純正のペーパーフィルターがついているのですが、アバカのペーパーフィルターの方がまろやかで美味しくなる気がします。毎日娘も水筒に入れてコーヒーを持って行くので重宝しています。
コーヒーキャニスターの選び方
コーヒーの美味しさと直結するのが鮮度を守ること。
1・キャニスターの素材によって、機能性も異なるので特徴を理解して自分に合ったものを選びましょう!
2・ホーロー製は丈夫で遮光性が高く、雑菌が繁殖し辛く衛生的。臭いうつりの心配も少なく、このまま冷凍庫に入れても嵩張らないのがお勧め!
3・陶器製は、劣化しにくい素材で遮光性が高く臭い移りの心配も無い所がメリット。ただ、重量感があって壊れやすいのがデメリット。色んな色が選べて可愛くて気分も上がりますね!
4・金属製は、軽量で壊れる心配無しなのが良いですね!ただ、金属特有の臭い移りの可能性はゼロじゃない?
5・プラスチック製で軽くて壊れにくく持ち運びに便利でお値段が安いのが良いですね!遮光でないのがデメリット。
まとめ
今回は『初心者でも専門店のような美味しいコーヒーが淹れられるか?』についてお届けしました。
コーヒー豆の産地の選択はもとより、コーヒーミルの種類・豆の引き具合・お湯の温度から淹れ方・豆の保存方法・コーヒーカップの選択など色々な要素が噛み合って美味しいコーヒーにつながることがわかりました。まだまだ奥が深いのでこの先も色々な情報を実証して美味しいコーヒーを探究していきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき有難うございました🌷みなさまも美味しいコーヒーでリラックスして下さいね!
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