シワが増えてきた50代の私たちに有益な治療法が、肌育注射・ヒアルロン酸の注入・レーザー治療・高周波RF、そしてボトックス注射と言われています。
1年前にドクタープチ医院で、おでこと目尻・あごに注射していただいた時には、眉間・目尻のシワはなくなり、フェイスラインも少しピンとはった気がして気に入っていました。効果は3〜6ヶ月ほど?(人によると思いますが)半年以上はシワがなくなり快適な生活をしていました。一方で、口元に打った友人は、梅干しが無くなったのは嬉しいけど、口が歪んでしまって不満を話していました。他にもおでこにボトックスを注射して後悔したという口コミも目にしました。
ボトックスにはいい経験もあり、眉間のシワが気になっていたのでボトックスをしていただいたのですが。
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これはもしかしてボトックスの影響?と急に怖くなり翌朝クリニックにLINEで相談。
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クリニックからはお昼に『写真撮影して送ってください』と返信が。

その後担当医に確認してくださり、『眉の下と瞼の間を押す感じにマッサージすると役に立ちます』と返答をいただき、朝・昼・夜と1日3回押すように優しくマッサージを繰り返しました。ボトックスは、熱に弱いので、優しくマッサージをすることでボトックスの効果を和らげることができるそうです。変化がなけれが、ボトックスを使用しての修正もできると情報を得たので、様子観察しました。
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左側が10日後と右側が19日後の目です。眉は両方とも動くようになり、目の開けづらさもなくなり、いつも通りの顔にようやく戻った気がします。やはり、眼瞼下垂が進んでいますね。

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ボトックス前と19日後のおでこの変化です。おでこはボトックスの効果でシワはなく、皮膚はピントはって毛穴は目立たなくなり、キレイに見えますね?ボトックスは、適切なところに注射すると、シワがなくなりきれいな状態になる注射であることが分かりました。
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目の開けづらさ・眼瞼下垂のように感じる理由
今回の事例は、額の筋肉(前頭筋)の働きが、ボトックスによって抑制されることに深く関連しています。
- 前頭筋の作用抑制によるまゆげ・まぶたの下がり
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- 額のボトックスは、おでこの横ジワを作る前頭筋の動きを抑えることでシワを改善します
- しかし、この前頭筋は眉毛を引き上げ、まぶたを開く動作を助ける役割があります
- ボトックスで、前頭筋の働きが弱まると、眉毛の引き上げ力がなくなり、眉毛やまぶたが下がります
- これによりまぶたのたるみが目に覆い被さり、目が開けづらいと感じる様になり、偽眼瞼下垂とも呼ばれます
- 潜在的な眼瞼下垂の顕在化
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- 元々軽度の眼瞼下垂がある人は、まぶたを開ける筋肉の力が弱い状態にあるので、無意識に前頭筋(おでこの筋肉)を使って眉毛を上げ無理にまぶたを開こうとしていました
- この状態で、ボトックスを打つことで、補助的に使っていた筋肉の力が失われ、本来の眼瞼下垂の症状が顕著に出てしまうことがある
- 二重瞼が一重になる理由
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- ボトックスにより前頭筋の働きが抑制され、眉毛やまぶたが下がることで、二重のラインの上に皮膚が覆い被さってしまい、一重になったりします
- 注入量や注入部位が適切でなくても、こうした症状が出やすくなるとされています
- 対処法について
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- まず、これらの症状はボトックスの効果がある3〜6ヶ月の一時的なものである。3ヶ月程度で弱まってくると理解する。
- 不安が強い場合は、クリニックに相談する。
- 状況によっては、対症療法(別の筋肉に少量のボトックスをうってバランスを取る方法)
- 目薬をさす方法
- 眉とまぶたの間を優しくマッサージする(偽眼瞼下垂の際ボトックスの効果を早く弱めるため。ボトックスは、熱に弱い特性があります。マッサージによって施術部位の血行が促進され熱を持つことで、ボトックスの活性が早く減弱し、筋肉の働きが回復することが期待されます)
通常ボトックス注入直後は、薬剤が他の筋肉に拡散して意図しない副作用が出ない様に、マッサージは数日〜1週間程度は避けるように指示されます。しかし、すでに目の開きづらいといった症状が出ている場合は、効果を早める為にも温めたり、軽くマッサージすることを医師から勧められるケースもあります。
最後に
今回は、ボトックスをおでこに注射してもらったことにより、目の開けづらさが出現し、眼瞼が下がり、二重幅がなくなってしまい、かなり自分の顔と変わってしまったことに、ショックを受けうつ状態にりました。本当に不細工な顔になり家族にも笑われ、鏡を見るのも嫌で、仕事にも行きたくありませんでした。
しかし、諦めずに毎日眉の下を優しく押すようなマッサージを行ったことで、ボトックスの効果が半減し、眉上の筋肉も少しづつ動くようになりました。1週間後から眉は普通に動くようになり、20日後には目は普段のように戻りほっとできました。眼瞼下垂しているのは年齢的なものなので、仕方ないのかもしれまっせんが目が開かなくなった時には正直ショックで毎日鏡を見るたびに悲しくなり泣きそうでした。
マッサージによって血行が改善され、ボトックスの影響が適切な範囲に収まり、効果がうまく薄まった結果、目の開けづらさが解消され、二重幅も元に戻り目の印象も柔らかくなったと考えられます。
それと合わせて、眉間のシワはなく、おでこのしわも消失したままピンとはっているのは、本来のボトックスの有益な効果だと思います。ボトックスは、適量を適所に打つと良い効果が現れるので良い治療法であることはわかりますので、経験豊富な医師にやってもらうことが重要だとわかりました。
ボトックスをうって私のような状況になっても自己判断せずに、焦らずにまずは施術したクリニックにご相談ください。マッサージやボトックスで修正など色々な対処法があることを知ることでパニックに陥らなくて済むと思います。
顔のダウンタイムも解消され、しわも消失し、ウルセラの効果は施術1ヶ月後に最大限に発揮されるらしいので、今から楽しみです。また、経過はお伝えしますね🌷
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