50代になるとお肌の弾力やハリが失われ、フェイスラインのもたつきやたるみが気になりやすくなります。また、若い頃に比べて眉毛が薄くなったり、形が崩れたりすることも。美容整形には抵抗があるけれど、エイジングサインは気になって・・・そんなお悩みをお持ちではありませんか?
今回は、リフトアップ効果や肌の引き締め効果でシャープなフェイスラインが目指せる小顔へのアプローチと理想の眉の形をキープすることで若々しい印象を与え、毎日のメイクの時短にも繋がりすっぴんでも自信が持てる眉アートについてお届け致します。
小顔へのアプローチ

顔の大きさは、頭蓋骨・顔面骨の大きさや、顔を動かす筋肉の発達程度、皮下脂肪の量で変わります。身長・体重・肩幅のような体格とのバランスは総合的な印象にも影響します。近年は写真を撮るアプリで顔が小さく加工されることが多く、小顔であることが好まれる傾向にもあります。
顔が大きく見える要因を見ていきましょう。
二重顎と咬筋の肥大((エラが張っている)
頬と顎の脂肪量が多いと、顔が丸くみえ二重顎になります。また、下顎の骨が後退しているとフェイスラインが鈍くなり、二重顎もきたしやすくなります。
また、下顎角部の骨格に加えて、奥歯を噛み締める際の咬筋の肥大(いわゆるエラが張っている状態)が、顔の横幅を大きく見せてしまいます。

顔面骨へのアプローチ
顔面骨を小さくするには、輪郭形成術いわゆる外科的に骨を切ったり削ったりする骨切り術での治療となります。ちょっと敷居が高いですよね?その経過は手術の方法や個人の体質のよって大きく異なるかと思いますが、ダウンタイムは数ヶ月から半年程度、時間をかけて徐々に落ち着いてくると思います。手術を受ける前には、充分な情報収集と医師との丁寧なカウンセリングを受けてくださいね!手術後の経過を詳しく見ていきますね!
手術直後
- 痛み;手術方法や範囲によって異なりますが鈍痛やズキズキした痛みを感じることがあります。処方された鎮痛剤で痛みをコントロールします
- 腫れ;手術部位を中心に顔全体が大きく腫れます。特に手術後2〜3日がピークで冷やしたり頭を高くして寝ることで、腫れを軽減させることができます
- 内出血;皮下組織の血管が損傷することで、皮膚が紫色や黄色に変色します。時間と共に自然と吸収されますが、個人差があり1〜2・3週間かかる人もいます。
- 感覚麻痺・しびれ;神経が一時的に圧迫されたり、切断されたりすることで、手術部位やその周辺の皮膚の感覚が鈍くなったり、しびれたりすることがあります。多くの場合は数週間から数ヶ月かけて徐々に回復しますが、まれに後遺症として残ることもあります。
- 口が開けにくい;顎の骨の手術をした場合、術後しばらくは口が大きく開けにくくなります。徐々にリハビリをしていく必要があります。
- 食事の制限;手術内容によっては、術後しばらくは流動食や柔らかい食事に制限されることがあります
- ドレーン;血液や滲出液を排泄するために、手術部位に細い管(ドレーン)を挿入することがあります。通常数日後に抜去されます
- 固定;手術部位を安定させるためにフェイスバンドやギプスで固定されることもあります
1〜数週間後
- 腫れの引き始め;腫れは徐々に引いていきますが、まだむくんだような状態が続きます
- 内出血の吸収;内出血の色が薄くなり徐々に目立ちにくくなります
- 感覚の回復;感覚麻痺や痺れが徐々に改善します
- 口腔内の傷の治癒;口腔内を切開した場合は傷口が徐々に治ります
- 抜糸;1〜2週間程度で皮膚の縫合糸が抜糸されます。溶ける糸を使用している場合は不要です
- 日常生活の復帰;個人差はありますが、デスクワークであれば1週間で復帰できる場合もあります。ただし、激しい運動や長時間の外出は控えます
数ヶ月後
- 腫れの消失;大きな腫れはほとんどなくなり、見た目はほとんど気にならなくなります
- 骨の安定;切った骨や削った骨がしっかりと癒合し、安定してきます
- 感覚の回復;感覚麻痺や腫れはさらに改善してきますが、完全に回復するまでは時間がかかる場合があります
- 傷跡;皮膚の傷跡は赤みがありますが、徐々に白っぽくなり目立たなくなってきます

脂肪へのアプローチ
脂肪が多い場合は、美容医療では脂肪吸引、バッカルファット除去、脂肪溶解注射、HIFUでの脂肪燃焼、糸リフトでの治療があります。
- 脂肪吸引
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脂肪吸引は最も効果のある施術ですが、手術の侵襲が大きいためダウンタイムが取れないなどと抵抗がある方も多いです。脂肪吸引後にエンブレイスRFという機器で皮膚の内側からラジオ波を照射して小顔効果を高める施術もあります。
- バッカルファット除去
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バッカルファット除去術は、口腔内から深層脂肪を摘出する手術です。
- 脂肪溶解注射
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脂肪溶解注射は、有効成分がデオキシコール酸、フォスファチジルコリン、L-カルチニン、植物由来成分などクリニックや薬剤によって成分の配合や種類が異なります。
脂肪溶解のメカニズムは、注入した薬剤が脂肪細胞の細胞膜を破壊し、中にある脂肪酸などを溶かして血液やリンパの流れに乗って体外へ徐々に排出されます。
体の痩せたいところ(頬や顎下などのお顔以外に二の腕やお腹、太ももなど)に部分的に注射して特定の気になる部位の脂肪を減らすのに適しています。
手術に比べてダウンタイムが少なく、体への負担が少なく、腫れや内出血などが短く、メスを使わずに傷跡が残らないのがメリットですね。
- HIFU(ハイフ)
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HIFUで脂肪層の深度(4.5mm,3mm)をターゲットにし、往復射熱で温度上昇させ脂肪溶解効果があります。脂肪溶解注射と組み合わせも可能です。効果の実感までは回数を3回は重ねる必要があります。
脂肪は、HIFU、脂肪溶解注射を繰り返すことで効果的に減らすことができます。
- スレッドリフト
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スレッドリフトは糸の種類のうちPDO素材は糸が溶けていく過程で脂肪萎縮効果があり、脂肪が多い部分に挿入することで小顔効果が期待できます。
筋肉へのアプローチ
エラの部分を触診し、咬筋の発達があれば小顔ボトックスと言われる咬筋へのボツリヌストキシン製剤の注入が適応となります。咬筋が縮小することで小顔効果があります。
人によって必要となるボツリヌストキシン製剤の単位数が異なります。打ち方によっては、咬筋以外の筋肉に効いてしまい、笑い方が歪になるリスクがあります。たるみが強い方は、エラ(咬筋)ボトックスによって余剰皮膚でたるみがますことがあるので注意が必要です。咬筋発達があっても、たるみのある年齢によっては咬筋ボトックスは適応となりません。

麻酔クリームを塗布してから施術開始です。この日はチタニウムリフト・サーモン注射・ジュベルック・ヒアルロン酸の注入・ボトックスを施行しました。チタニウムリフトが痛すぎて注射の痛みはそれほど感じませんでした。

その他のアプローチ
スキンタイトニング効果で引き締まり小顔効果がある施術には、マイクロボトックス、RF(高周波治療)があります。マイクロボトックスは、ボツリヌストキシン製剤を顔全体に細かく浅く投与することで表情の動きを抑えることなくフェイスラインの引き締め、リフトアップ効果があります。
通常のボトックス注射とマイクロボトックス(メソボトックス)の違い
項目 | ボトックス注射 | マイクロボトックス |
注入部位 | 筋肉内 | 皮膚の浅い層、皮下の浅い筋肉 |
注入量 | 比較的に多い | 極めて少量 |
注入範囲 | 特定の筋肉の動きを抑制する部位に集中 | 顔全体に広範囲に細かく |
主な目的 | 深い表情じわの改善、筋肉のボリュームダウン(エラなど) | 軽度のリフトアップ、赤ら顔、 軽度のシワ | 肌質改善(毛穴・皮脂・ハリ)
効果の持続 | 3〜6ヶ月程度 | 2〜4ヶ月程度(効果は比較的マイルドで持続期間がやや短い傾向) |

眉アートで若々しく
『毎朝のメイクが面倒
最近眉毛が薄くなってきた
若い頃のようなはっきりとした眉が描けない
50代になるとこのような眉毛のお悩みを感じる方が増えてきています。加齢による毛量の減少や若い頃とは違うメイクの悩みに直面する事もあるのではありませんか?そんな悩みを解決し、あなたの自信と若々しい印象を引き出すのが『眉アートメイク』です。

なぜ眉アートメイクが選ばれるのか?
1・自然な仕上がりで若々しい印象に
・年齢とともに薄くなった眉毛に自然な毛並みを再現
・優しい印象でありながら、顔立ちをはっきりと見せる効果が期待できる
・最新の技術ではまるで本物の眉毛のような仕上がりが可能
2・毎日のメイクの時間短縮
・眉毛を描く手間がなくなるため、忙しい朝のメイク時間を大幅に短縮できます
・スポーツや温泉など、メイク崩れを気にせずに楽しめるシーンが増えます
3・すっぴんでも自信が持てる
・眉毛が整っていることで、すっぴんにも自信が持てるようになります
・ちょっとした外出時にも、気兼ねなく過ごせる
4・自己流メイクの失敗を防げる
・プロのアーティストが骨格や顔のバランスに合わせた最適な眉デザインを提案してくれる
・左右非対称な眉や、どんな形が似合うのかわからないというお悩みも解決してくれる
アートメイクの基礎知識
アートメイクは、皮膚にハリを刺して傷をつけ専用の色素を用いて着色する施術です。タトゥーの技術を応用して容姿を整えることを目的としており、『落ちないメイク』と言われています。
アートメイクは人体に元々ある器官への色の追加を意図し、タトゥー(刺青)とは新たに身体に紋様を彫ることを目的にしている点が異なります。アートメイクは施術したことによって顔の印象を大きく変えます。

アートメイクの色素を入れる皮膚の深達度
アートメイクは、タトゥーよりも浅い真皮層に色を施すことを特徴とします。色素を入れる真皮浅層はターンオーバーの影響を受ける部分と受けない部分があるためアートメイクは経年で徐々に薄くなります。しかし、完全に元の状態に戻ることはありません。

失敗しないポイント
1・自然なデザインを選ぶ
・若造り感のある不自然な太さや濃さの眉は避けましょう
・自身の眉毛の生え方、顔の雰囲気に合ったデザインを選ぶことが大事です
・事前のカウンセリングで理想のイメージをしっかりと伝えましょう
2・経験豊富な技術者を選ぶ
・50代の肌質や眉毛の状態を理解し、適切な技術を持つ施術者を選びましょう
・実績や症例写真などを確認し、信頼できるクリニックやサロンを選ぶことが大切です
・カウンセリング時の質問や対応も判断材料の一つになります
3・色の選び方も重要
・明るすぎる色や黒すぎる色は不自然に見えることがあります
・髪の色や普段のメイクに合わせて、自然な色味を選びましょう
・施術者と相談しながら最適なカラーを決めるのがおすすめです
4・アフターケアをしっかり行う
・施術後の過ごし方によって、仕上がりや持ちが変わってきます
・施術者の指示に従い、保湿や紫外線対策など丁寧なアフターケアを心がけましょう
5・カウンセリングを重視する
・施術前に希望や、アレルギーの有無、既往歴など正確に伝えましょう
眉アートメイクの種類と特徴
眉アートメイクは4種類があります。それぞれの特徴を理解し、自分の理想の仕上がりに合った方法を選びましょう!
- 2D(パウダーブロー);パウダーで描いたようなふんわりとした仕上がり。メイク感を出したい方におすすめ
- 3D(マイクロブレーディング);1本1本の毛並みを再現する繊細な技法。自眉のような自然な仕上がりを求める方におすすめ
- 4D(コンビネーション);パウダーと毛並みを組み合わせた技法。自然さとメイク感のバランスを取り入れたい方におすすめ
- 最新技術;より自然で持続性の高い新しい技術も登場しています。カウンセリング時に確認していましょう
眉アートが禁忌の方
- 色素アレルギーのある人;アートメイクの色素により腫脹、かゆみ、発赤、滲出液などの症状に悩まされる可能性があります
- 重度の糖尿病がある人;創傷治癒が遅れる他、感染症のリスクも高まります
- アトピー性皮膚炎や酒さなどの皮膚疾患が活発な状態にある方;刺激により症状悪化の恐れあり
- 額や目周りにボツリヌストキシンを注射してから最短でも2週間経過していない方;ボツリヌストキシンの効果が出る前に眉アートをすると大きな左右差が生じる可能性があります
- 妊娠中の方
その他にも
- 目元の手術の直後には感染のリスクが高く、術後の腫れにより正しいデザインが描けない
- 脱脂術、埋没式重瞼術、目元のボトックス注射などから1〜3ヶ月おき、完全に腫れが引いてから施術を受けるようにしましょう
- 使用している基礎化粧品やサプリメントによっては、肌代謝が促進されアートメイクが定着しなかったり、定着しすぎたり影響があります
- アートメイクの色素はMRI検査対応のものがほとんどですが、熱傷や画像検査の乱れの可能性もあるので確認が必要です

最後に
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。50代はたるみであったり、お顔がぼやけてしまう時期でお悩みが多いお年頃です。美容医療だけではなく眉アートやメイクの工夫でも若々しい印象にはなれると思います。眉アートメイクは毎日のメイクを時短で済ませることができて、すっぴんでも温泉や外出が恥ずかしくないお顔になれるのがメリットです。また、お顔の印象を明るくし、毎日の生活にちょっとした自信を与えてくるれて、新しい自分にウキウキした毎日を送れるバズです。
眉アートメイクをするに当たってはいくつかのクリニックでカウンセリングを受けて比較検討する事も大事です。また施術者の資格や実績、口コミなども確認した上で施術した方がいいと思います。肌に針を刺す施術でリスクや注意点を十分に理解し、自己責任において判断してください。
引用文献;美容看護師FirstBook 監修;朝日林太郎

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