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[ゲイシャだけじゃない!]サザコーヒーが贈るお手頃価格で絶品パナマ[チリキナチュラル]

日常の喧騒から離れてほっと一息つくコーヒータイムは、まさに至福のひととき。一口飲むごとに広がる豊かな香りと味わいは日々の疲れを癒し、私たちを新たな気分へと誘ってくれます。

コーヒーの世界には『ブルーマウンテン』や『ハワイコナコーヒー』といった古くから愛され続ける『世界三大コーヒー』と呼ばれる銘柄がありブルーマウンテンは『コーヒーの王様』と呼ばれています。程よい酸味と苦味に加えて軽やかなコクも感じられ、誰からも好まれるコーヒーです。

しかし近年、これまでの常識を覆すような新たな価値観を持つコーヒーが注目を集めています。その代表こそが、パナマが生み出した『ゲイシャ』種です。ゲイシャは、その驚くほど華やかな香りと複雑な風味で、瞬く間に世界中のコーヒー愛好家を魅了し、スペシャルティコーヒーというジャンルの象徴となりました。

パナマ産のコーヒーと聞けば多くの方が『ゲイシャ』を思い浮かべるかもしれません。その華やかな香りと唯一無二の味わいは、まさにコーヒー界の女王に君臨しています。しかし、希少なだけに高価なので特別な日のご褒美にしか頂いけないコーヒーですよね。

先日東京駅のKITTE1階にあるサザコーヒーを訪れた際に見つけました!手の届く価格で、ゲイシャとはまた違った魅力を放つ素晴らしいパナマコーヒーを!

今回は、そんな特別なコーヒーを求めるあなたへサザコーヒーが贈る『パナマチリキナチュラル』の魅力をご案内いたします。

この記事でわかること

スペシャルティコーヒーについて

パナマゲイシャとパナマ・チリキナチュラルの比較

美味しいドリップコーヒーの淹れ方〜clever&ハリオV60

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スペシャルティコーヒーについて

伝統的な『世界三大コーヒー』は

  • ジャマイカ産ブルーマウンテン;コーヒーの王様とも称され酸味、苦味、甘み、香り全てが上品に調和しており、まろやかな口当たりが特徴。生産者が少なく非常に高価
  • ハワイ産コナ;ハワイ島のコナ地区でのみ栽培されるコーヒーで、酸味と甘みが特徴的、フルーティな香りが楽しめます。生産量が少ないため高価
  • タンザニア産キリマンジャロ;キリマンジャロ山麓で栽培されるコーヒーで、強い酸味とコク、甘い香りが特徴。ブルーマウンテンやコナよりは手に入りやすい。

と言われておりますが、それ以外で非常に希少で高価な三大コーヒーが存在します。これらは、その独特の精製方法や極めて限られた生産量によって高い評価を得ています。

  • ブラックアイボリー;タイで生産されるコーヒーで、象にコーヒーチェリーを食べさせ、その排泄物から豆を採取するアニマルコーヒーの一種です。象の消化酵素によってタンパク質が分解され、独特のまろやかな風味が生まれるとされています。非常に高価で希少です。
  • コピ・ルアク;インドネシアを中心に生産されるジャコウネコにコーヒーチェリーを食べさせ、その排泄物から豆を採取するコーヒーです。ジャコウネコの体内で発酵が進むことで苦味が抑えられ、独特の香ばしさや甘みが生まれると言われています。
  • パナマ・ゲイシャ;パナマのスペシャルティコーヒーを代表とする品種で、その華やかでフローラルな香り、柑橘系の明るい酸味、そして紅茶のようなクリーンな後味が世界中のバリスタやコーヒー愛好家を魅了しています。オークションでは驚くほどの高値で取引されコーヒーの最高級品種の一つとして確固たる地位を築いています。

4種類のゲイシャ飲み比べ

ゲイシャブレンド、エスメラルダ、コロンビアゲイシャウォッシュド、コロンビアゲイシャナチュラルの4種類を比較してみました。どれも90度以下の低温で淹れてみましたがフルーティで爽やかな香りがしてとても美味しいです。エスメラルダがフルーティで甘くて一番のお気に入りです。

パナマ産コーヒーについて

パナマのコーヒーは、近年その品質の高さで世界的に注目を集めています。特に『ゲイシャ』種の成功がパナマコーヒーの名声を一気に高めました。

パナマコーヒーの特徴

高品質なスペシャルティコーヒーの生産
  • パナマは小さな国ですが、標高が高く肥沃な火山性土壌、そして昼夜の寒暖差が大きい理想的な環境に恵まれています。これが高品質なコーヒー栽培を可能にしています。
  • 特にスペシャルティコーヒーの生産に力を入れており、世界的な品評会『ベストオブパナマ』はパナマコーヒーの品質向上と国際的な評価に大きく貢献しています。
ゲイシャ種の台頭
  • パナマコーヒーを語る上で欠かせないのが『ゲイシャ』種です。もともとはエチオピア原産ですが、パナマの『エスメラルダ農園』が2004年のベストオブパナマでゲイシャ種を出品し、これまでの常識を覆すような高値で落札されたことが世界的なゲイシャブームの火付け役となりました
  • ゲイシャ種は、その独特のフローラルな香り、柑橘系の明るい酸味、そして紅茶のような繊細でクリーンな口当たりが特徴です。非常に希少価値が高く、高値で取引されます。
主な生産地はチリキ
  • ボケテ地区;パナマで最も古くからコーヒー栽培が行われている地域。多くの有名な農園が集まり高品質なコーヒーが生産されています。
  • ボルカン地区;ボケテの西側に位置し、バル火山の恩恵を受けています。
  • レナシメント地区;比較的新しい生産地で品質向上が期待されています。
ゲイシャ種以外の品種;アラビカ種
  • ティピカ
  • ブルボン
  • カトゥーラ
  • カトゥアイ
  • パカマラ
  • その他、エチオピア在来種やSL-28、ロリーナなどの新しい品種の栽培にも取り組む農園もあります
味の多様性とバランスの良さ
  • パナマコーヒーは、全体的にバランスが良くクリーンな味わいが特徴です。
  • 品種や精製方法(ウォッシュド・ナチュラル・ハニーなど)によって風味は異なります。フルーティな酸味、まろやかな甘み、そしてクリーンでスムーズな後味が共通して感じられます
  • ナチュラル製法は果実味が豊かで、フルーティなキャラクターを際立たせる傾向があります。サザコーヒーのチリキナチュラルもこの精製方法

パナマのコーヒーは、ゲイシャに代表される『特別ないっぱい』としての価値だけでなく、チリキナチュラルのような手の届く価格帯で、日常的に高品質なコーヒーを楽しむ選択肢も提供してくれる非常に魅力的な産地であると言えます。

スペシャルティコーヒー

スペシャルティコーヒーの世界では、特定の産地の固有の品種や優れた風味特性を持つ品種が高く評価されています。

ゲイシャ(Geisha/Gesha)

フローラル、シトラス、ベリー系の複雑な風味を持つ非常に個性的な品種です。特にパナマ産が有名ですが、エチオピアやコロンビアなどの他の産地でも栽培されています。

ティピカ(Typica)

アラビカ種の原種に近い品種の一つで、多くの品種のルーツとなっています。全体的にクリーンで繊細、甘みと酸味のバランスが良いのが特徴です。コスタリカやインドネシアなどで高品質なものが生産されています。

ブルボン(Bourbon)

ティピカ種とともにアラビカ種の主要な品種の一つです。甘みが強く、酸味はマイルドでコクのある味わいが特徴です。ブラジル、ルアンダ、ブルンジなどで広く栽培されています。

自宅で美味しいコーヒーを淹れる方法〜clever&ハリオV60 4:6メソッド

今回は自宅で美味しくコーヒーを淹れる方法を伝授しますね!コーヒーメーカーで入れている方はスルーしていただいてOKです!初心者の方には失敗が少ないcleverのドリッパーで淹れる方法がおすすめです。それでは物足りない、もうすこ自分流の淹れ方を見つけたい方にはハリオのV60がオススメです。

STEP
お湯を沸かします。

コーヒー愛好家の方々は、温度設定できるコーヒーポットをお持ちですが、水温計があったのでデロンギの電気ケトルを使用しています。ゲイシャ種は低温で淹れる方が美味しく仕上がるみたいです。

STEP
ポットが沸騰したらフラを開けると87度〜90度くらいに冷めます
STEP
コーヒー豆をスケールで計量します。

計量スプーンで測ると正しい値が出ないそうで、スケールで測ることを推奨します。

STEP
ドリップする直前に、タイムモア(手挽きのミル) 21クリックでコーヒー豆を挽きます

コーヒー豆は酸化するので、ドリップ直前にミルで挽くことがオススメです。(酸化すると酸味がまし雑味が出るらしいです)

電動のミルでも構いませんが、自分好みの粗さを見つけるのは手動のミルなような気がします。少々お高めですが、ガリガリする時の無の状態が意外といい時間です!いい香りがして手元が軽くなる時に現実に戻ります!

STEP
clever(浸漬式)のドリッパーに挽いた豆とお湯を注ぎお好みで2〜4分蓋をして放置します。カップの上にドリッパーをおくと自然とコーヒーが落ちてきます。
STEP
ハリオV60でハンドドリップする方法『粕谷哲式 4:6メソッド』
  • 必要物品;ドリッパー(V60)ペーパーフィルター、サーバー、スケール、ケトル、ミル
  • 粉の挽き具合の基本6:4メソッドでは粗挽きがオススメ。一般的に粗挽きは明るい印象、細挽きは強い印象です。濃くしたければ細く挽く、薄くしたければ粗く挽く
  • お湯の準備;浅煎りには93度前後 中煎りには88度、 深煎りには83度がちょうどいい
STEP
粕谷哲さんの4:6メソッドで淹れる
  • 使用する豆の15倍のお湯を使用します(豆20g→お湯300g)
  • 総湯量300gを4:6に分けます。(120g+180g)
  • 最初の40%は味わいの調整になります。120gを2回に分けます。1投目蒸らし少なめ、2投目多めだと『より甘く』仕上がります。1投目が多いと『より明るく』なるそうです。
  • 残りの60%で濃度を調整します。一度で180gを注げば薄く仕上がり、3回に分けて注げばより濃く仕上がります。
STEP
美味しいコーヒーの出来上がり

パナマ・チリキナチュラルをオリガミで淹れる

最近のお気に入りのドリッパーがこちらのオリガミのターコイズブルー。陶器でできているので取扱注意ですが、色が可愛いので気分が上がります。お好みのドリッパーを見つけて、気分に合わせて変えるのも自宅でドリップする楽しみの一つになっています。粕谷哲さんの4:6メソッドで淹れていますが、コーヒー豆の種類で挽き方やお湯の量を好みに変えてもいいかもしれません!

20gのコーヒー豆に300c cのお湯を注いで淹れます。フルーティで甘さの強いコーヒーで酸味が少なめです。これからの季節アイスコーヒーでいただくとさらに美味しく頂けそうです。

ペアリングはパリバターショコラとゴディバターズのチョコレー菓子です。

最後に

今回はパナマコーヒーについてお届けいたしまいた。パナマコーヒーのゲイシャは世界的に注目が集まっているようで、韓国のカフェでもアイスコーヒーで頂いてきました。紅茶のようなフルーティで軽やかなコーヒーに驚いたことを覚えています。

サザコーヒーさんでは、社長の鈴木さんがゲイシャに恋をしたそうで、毎年いい豆を揃えてくださるのでぜひ足を運んでみてください。エスメラルダやゲイシャブレンド、コロンビアのゲイシャなど種類が豊富で楽しみが増えます。KITTEの店舗でゲイシャをいただくと2500円です。コーヒー豆50gが買えるので、自宅で淹れることにしました。

パナマ・チリキナチュラルは聞いたことがなくて、裏面を見た時にパナマと書いてあって興味津々で手に取りました。200g2000円(豆)日常に少しの贅沢、癒しのコーヒータイムにはちょうど良い価格帯ですよね?

カラメルやチョコレートのような香高い味わいでしっかりとしたコクがあり冷めてくるとドライフルーツのような甘さが出てきます。農園主のグラシアーノ氏の果実干しの確かな技術により生み出された高品質のコーヒーです。甘味の強い伝統品種のコーヒーをぜひお楽しみくださいませ!

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